成長とは
あなたにとって成長とはなんでしょう。
- 「限界の幅が広がり、他に認められること」
- 「自分に負荷をかけて、それを乗り切った時に起きる」
- 「挑戦するこころを忘れないこと」
- 「自分の中の多様性を増やすこと」
- 「昨日できなかったことが、今日できるようになること」
人それぞれ成長の意味を過去の経験則から見出しているのではないでしょうか。
成長とは「技術面」と「精神面」から成り立っています。
技術面では、物事の処理の「巧拙(上手いへた)」が焦点となります。
精神面では、物事に意味をもつことが焦点となります。
どちらかではなく、どちらも伴わないと成長と言いきれないと考えます。
技術面での成長
技術面での成長は、スキル部分に該当します。
- 野球でストレートしか投げられなかったけど、カーブを投げられるようになった。
- 100m走で自己ベスト記録を叩き出した。
- テストで前回よりいい点数を取れた
目に見える成長はわかりやすく、努力が報われた瞬間でもあります。
目的のために何かに取り組むことで成長していきます。
ここで誤解してはならないのは、結果が良い=成長ではなく、目的のための手段が成長ということを忘れないでおきましょう。結果が悪くても成長してます。
精神面での成長
精神面での成長は、意味を見出すことです。
これは一概に例を出すことは難しいですが、今やってることは誰かの役にたっているのか?今後役にたつことなのかを考えられる点が精神的成長です。
アスリートなどは記録のために日々技術を磨いて成長してますが、いい選手ほどそれに加え子どもたちへの夢や、その技術で社会貢献をしていることが多いです。
自分の仕事や事柄に、意味をもたせ、周囲の人へ還元していくことで精神的に成長していきます。
なぜ成長しなければならないのか
あなたがもし将来何かをしたい、こう生きたいという願望があったとします。
それには何をすればいいかは、逆算すれば分かると思います。
ただ、それもこれも未来の話になるかと思います。
成長とは未来の事柄で発生するのではなく、過去現在の事柄で発生します。
上記の例で例えると、「100m走で自己ベストを出した」ので成長したのではなく、「100m走で自己ベストを出すための練習」で成長したから自己ベストを出すことが出来たのです。
成長とは結果(目的)を達成したら得られるものではなく、手段(過程)で得られるものなのです。
ですので、将来何かをしたい(目的)があるのであれば、今抱えてる問題をや課題を解決してできることを増やす(技術的成長)と周囲に役立つこと(精神的成長)をすべきです。
その過程を進むことで思い描いた未来へと進んでいくことになります。
成長する方法
成功しなければ成長はしないのか
成功とは物事を思い通りに成し遂げることです。
先にも述べた通り、成功とは成長の先にあるものなので結果がよくてもわるくても成長してます。
ただ、結果に対して反省しなければ成長しません。
いいこともわるいことも振り返って考えることで一歩一歩進んでいきましょう。
他人と比較しない
他人と比較することで自分を高め、ストイックにスキルを磨く人もいるかと思いますが、基本的に成長の観点から比較はおすすめしません。
上には上が、下には下がいると言うように、そこに囚われてしまうと目的を見失う可能性があります。
成長はと過去乗り越えてきた経験、今ぶつかってる課題を解決というところから生まれてきます。
環境が違う中で、他人と比較してもあまり意味を成しません。
自分の人生は自分を中心にしか回ってないので他人を比較しなくても問題ないです。
比較していいのは自分自身だけです。(過去の自分との比較)
今を大切にする
成長するためにあれもしなければ、これもしなければ、何を始めようなどと慌てる気持ちも分かりますが、今何をしなければならないかをよく考えましょう。
- 今の自分の環境はどんな感じか。
- そこで自分は何ができるのか。
- 過去の自分と今の自分では何ができるようになったか。
何かを追加で始める前に、今の自分を見つめ直してみましょう。
1度の人生でそう多くのことは出来ません。
欲をはらず自分ができること(使命)を見つけましょう。
まとめ
成長は終わることはありません。
経験をつみ、反省し、人の役に立つことで成長を続けることで、素晴らしい人生を掴むことができるでしょう。
無理せず今に合った行動をして成長をしていきましょう。
夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。
坂本龍馬
筆者の一言
私も社会人としてスキルを高めることに没頭した人生を歩んでいましたが、最近は今のスキルで世の中にどう貢献するか。また、今後の主役(若者)にどのように継承していくかなどを考えています。
私も精神的成長が徐々に芽生えていってると実感します。
有口無行では人はついてこず、今の自分ができることを一生懸命実行すると自然と人は集まってきます。そう実感しています。